山本理事長 日本知的障害者福祉協会会長表彰受賞

令和6年7月11日、東京国際フォーラムにおいて開催された「令和6年度全国知的障害関係施設長等会議」において山本理事長が令和6年度日本知的障害者福祉協会会長賞を受賞しました。

山本理事長は、社会福祉法人正夢の会の設立以前から関り、平成14年には全個室ユニット型の入所施設「パサージュいなぎ」を初代施設長として就任しました。パサージュいなぎは、当時の知的障害者入所施設として完全個室ユニット対応の先駆的なものでした。また、開設当初から「心に添った支援」を理念に掲げ、発達障害の特性に配慮した個別的支援の展開や、権利擁護を基盤にした人材育成、地域に根ざした地域福祉の推進に注力してきました。その努力が評価され、このたびの受賞となりました。

さらに、東京都社会福祉協議会知的発達障害部会においては、強度行動障害支援者養成アドバンスコースの立ち上げに携わり、東京都主催の発達障害者支援体制整備推進事業の企画・運営にも携わりました。大学での講演を通じて福祉の価値と魅力を発信し、権利擁護に繋がる意識啓発や専門知識の向上のための研修も行いました。

また、東日本大震災の発生時には、東京都社会福祉協議会東日本大震災復興支援特別委員会委員長を務め陣頭に立って宮城県気仙沼市の福祉関連施設を中心に復興支援を行いました。また合同対策本部解散後も、東日本大震災復興支援特別委員会にも関り、現地との連携や福祉人材の育成にも貢献しました。幅広い活動が高く評価され、今回の受賞となりました。

山本理事長の長年に渡る数々の功績と取り組みが、知的障害者福祉の発展に大いに貢献し、この度の栄誉に繋がったことを心よりお祝い申し上げます。

画像:令和6年度全国知的障害関係施設長等会議(公益財団法人日本知的障害者福祉協会にて)

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